斬新!『2001年宇宙の旅』

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🎦今日は、1968年に公開されたアメリカのSF映画2001年宇宙の旅(にせんいちねんうちゅうのたび、原題:2001: A Space Odyssey)の当時のTV放映や、配信先動画視聴をもとに感想・考察記の投稿しています。

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懐かし度 🎦🎦🎦🎦🎦

懐かし度はアイコン1個が10年周期。古いほど懐かしアイコン個数が増えていきます


【2001年宇宙の旅:作品の概要】

『2001年宇宙の旅』にせんいちねんうちゅうのたび、原題:2001: A Space Odyssey)は、スタンリー・キューブリックが、製作・監督した、1968年の叙事詩的SF映画作品です。

脚本はスタンリー・キューブリックとアーサー・C・クラークによって書かれています、実存主義、人類の進化、科学技術、人工知能あるいは地球外生命体の可能性などをテーマに、異星人のモノリス(本作では登場してくる石柱状の謎の物体)を発見した後、知能を持つコンピューターHALと共に木星に向かう航海を描写した作品です。この映画は、科学的に正確な宇宙飛行の描写、先駆的な特殊効果、曖昧なイメージが注目されました。


この映画は、終末論的な意見や、人類の希望を再評価する楽観的な意見ものまで、多くの評価があります。アカデミー賞では4部門にノミネートされ、キューブリックは、視覚効果の演出で受賞しました。このSF映画作品は、これまでに作られた映画の中で最も偉大で、最も影響力のある作品の一つとして広く知られています。

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【2001年宇宙の旅:ストーリー】

謎の物体モノリスに影響を受けた猿人は、ある日、動物の骨を武器として使うことを覚えます。場面は変わり人類が月に住むようになった時代、木星探査に向かうディスカバリー号で、人工知能を備えたコンピュータHAL9000に異変が起き、ボウマン船長は危機に見舞われていきます。

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【2001年宇宙の旅:主なキャスト】

デヴィッド・ボーマン船長:キア・デュリア

フランク・プール:ゲイリー・ロックウッド

ヘイウッド・R・フロイド博士:ウィリアム・シルベスター

HAL 9000(声):ダグラス・レイン

月を見るもの(ヒトザル):ダニエル・リクター

アンドレイ・スミスロフ:レナード・ロシター

エレナ:マーガレット・タイザック

ラルフ・ハルバーセン:ロバート・ビーティ 大木民夫

ビル・マイケルズ:ショーン・サリヴァン

作戦管制官(声:フランク・ミラー

月面シャトル船長:エド・ビショップ

プールの父:アラン・ギフォード

プールの母:アン・ギリス

アン(フロイドの娘): ビビアン・キューブリック

ミラー:ケヴィン・スコット(クレジットなし)

(スタントマン):ビル・ウェストン(クレジットなし) 

▲4K/BD【予告編】『2001年宇宙の旅 HDデジタル・リマスター』

ワーナー ブラザース 公式チャンネル


★『2001年宇宙の旅』・のぶちゃんのメローな感想・考察など

私が本作を初めて観たのは父に連れられ、小学生の時にはじめてみました。映画館の大きなスクリーンで初めて観た作品となります。

当時、子供の時、我が家にカラーテレビが欲しい!とか騒いでいた頃でした。正直なところ、子供の頃、この映画、何なのかよくわからないが、感覚として『凄い!!』というのを初めて感じたことは覚えています。私の興味の対象は、宇宙ステーションや宇宙飛行の描写。クラシック音楽の数々。私はクラシック音楽を鑑賞することが好きなのですが、そのきっかけとなったのが、本作『2001年宇宙の旅』です。友達にクラシックレコードをたくさん持ってる子(父親の趣味)がいて、本作で使われていた曲が流れてきて『アッ!!これ』。今となっては、懐かしき思い出ですね・・

それから、本作がTVで放映されたりしたときは、間違なく鑑賞していきました。

それから感じたこと。本作は、映画館の大スクリーンで観ないとダメです。これは音楽との絡みからです。使われている音楽は、クラシック音楽ですが、クラシック音楽も生のオーケストラでの聞くのとそうでないのとの違いです。シュトラウスのワルツが流れるシーンがありますが、宇宙空間にワルツです。何ともいえない味わいがあります。画像と音楽の部分が多いですから、BGMにも語らせているかのような感じもを感じます。後半部では、音楽の流れるシーンが減り、息使いが多くなり、人によってはちょっとかったるい映画に感じるかもしれません。

現在では、大スクリーンで観賞することはかなわないことかもしれません。しかし再上映など大スクリーンで鑑賞機会があれば駆け込んででも行った方がよいと思います。なかなかチャンスは少ないので、本作をご覧になったことのない方は、動画視聴でもよいのでご覧になることをお勧めいたします。

何といっても50年以上前の作品です。現在の情報の多い時代に本作の好みも様々あると思います。ラストシーンの解釈に関しても色々な意見があります。子供の頃から観賞していて感じるのですが、宇宙空間を舞台としたSF映画ですから、個人的にはラストシーンをあまり理詰めで解釈しなくてもよいのではとも感じます。十人十色、色々な解釈があっていいなと思います。観る人の感性のままに、それに耐えられるだけの懐の深い叙事詩的SF映画と思っています。だからこそ、個性ある映像クリエイターに影響を与えた作品だと思っています。

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お勧め度👍👍👍👍

お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを👍1個2点✖5個で満点ですよ~

👉は1点

個人的な好みや主観もありますけどご参考までに


【今日のおすすめの作品『2001年宇宙の旅』は、U-NEXTで視聴しました】

★『2001年宇宙の旅』(1968年、アメリカ、149分、字幕、見放題)

商品リンク

配信サイト

Amazon Prime Video

Lemino

★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。


【2001年宇宙の旅:製作スタッフ】

製作・監督:スタンリー・キューブリック

脚本:スタンリー・キューブリック,アーサー・C・クラーク

影監督:ジェフリー・アンスワース,ジョン・オルコット

特殊効果監督:スタンリー・キューブリック

SFX:ウォーリー・ビーバーズ,ダグラス・トランブル,コン・ペダースン、トム・ハワード

特殊メイク:スチュアート・フリーボーン

編集:レイ・ラヴジョイ

衣装:ハーディ・エイミーズ

美術:トニー・マスターズ,ハリー・ラング,アーネスト・アーチャー

配給:メトロ・ゴールドウィン・メイヤ

公開:アメリカ 1968年4月6日、日本 1968年4月11日、イギリス 1968年5月10日

上映時間:142分

製作費:$ 10,500,000 ~12,000,000

興行収入:$146,000,000

配給収入: 2億6643万円(『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)251頁)

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